2025年の大阪・関西万博で、博覧会協会が今年の夏までにまとめる防災計画について、会場となる夢洲から3日間で15万人を避難させることなどを検討していることが分かりました。

博覧会協会は、来年の万博に向けて、南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備えるための防災計画を策定しています。

■島脱出のルートは橋とトンネルの2つのみ

関係者によると、博覧会協会は、1日の来場者のおよそ7割にあたる15万人を3日間かけて会場となる夢洲の外へ避難させることを想定していることが分かりました。

夢洲の外へ出るアクセスは橋とトンネルの2つのルートに限られ、安全を確認できるまで時間がかかることが想定されることなどから、3日分の食料、およそ60万食を備蓄することも検討されています。

博覧会協会は、夏までに防災計画の詳細をまとめることにしています。

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