トヨタ自動車は、ドライバーの安全確認や駐車をサポートするために車外に付けられたカメラの防水性が不十分だとして、23万台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。

 リコールの対象は、トヨタの「ノア」や「ヴォクシー」「プリウス」など8車種、レクサスの16車種、スバルの「ソルテラ」の合わせて25車種で、おととしの11月から去年9月までに製造された23万5077台です。

 国交省によりますと、車内から見えにくい箇所をモニターに映すために車の前後左右に付けられたカメラの取り付け方が不十分なため、雨水などが入り込むことがあるということです。

 そのため映像が映らなくなり、周囲の状況を確認できなくなる恐れがあるとしています。

 これまで127件の不具合が確認されていますが、事故は報告されていません。

 一連の認証不正とは関係ないということです。
 
 トヨタは対象車両すべてで確認を行い、無料で交換するとしています。

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