愛媛県松山市の建築工事業の会社が、破産開始の決定を裁判所から受けたことが5月28日に分かりました。負債総額は約7900万円と見られています。

破産したのは松山市南高井の東栄建設です。

東京商工リサーチ松山支店によりますと東栄建設は1994年6月に創業。一般住宅の新築や増改築の工事を手がけ、1999年4月期の決算では売上げがピークの1億453万円に達しました。

しかし競争の激しさを背景に減収傾向をたどり、収益も低調で2011年4月期には債務超過に。一時は回復の兆しを見せたものの近年の売上げは2000万円台に留まり、赤字も続いて債務超過も拡大していたということです。このため松山地裁から破産開始の決定を5月17日に受けました。

負債総額は約7900万円と見られています。

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