愛媛県西条市で不動産代理業などを営む関連会社の2社が破産開始の決定を裁判所から受けたことが22日までに分かりました。2社をあわせた負債総額は約3300万円と見られます。

破産開始の決定を受けたのは西条市福武で不動産代理業などを営む宏和不動産とサンカルロです。

東京商工リサーチ今治支店によりますと宏和不動産は1994年9月に設立。不動産代理・仲介を主体に分譲も手がけ、ピーク時の2010年2月期には約5000万円を売上げました。しかし代表者の不調などで23年2月期の売上げは約1000万円まで落ち込み、先行きの見通しが立たないことから事業の継続を断念したと見られます。破産開始の決定は松山地裁西条支部から5月8日に受け、負債総額は債権者23人に対し約2000万円と見られます。

また代表者が宏和不動産と同じのサンカルロは2014年7月に設立。関連会社の宏和不動産と同様の事業を手がけ、ピーク時の2017年6月期には約4000万円を売上げたものの、22年6月期の売上げは約300万円まで落ち込んでいました。破産開始の決定は宏和不動産と同じく5月8日に受け、負債総額は約1300万円と見られます。

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