6月1日から静岡県内の東海道本線で運行を始めるJR東海の新しい車両が報道陣に公開されました。県内での新車両の投入は18年ぶりです。

5月17日、報道陣に公開されたのはJR東海の在来線の新しい車両315系です。

この車両は老朽化にともない2024年度までで引退が決まった211系の代わりに投入され、県内では18年ぶりの新車両となります。

斉藤力公 記者:
こちら新車両には一編成ごとに車椅子対応のトイレがあり、中に入ってみるととても広いスペースとなっています

車両内には運転台の乗務員や指令所が映像を確認できる防犯カメラや腰の負担を軽くする形の座席など最先端の技術が詰め込まれています。

JR東海 運用車両課・大道正彦 課長:
お客様にはより安心して、より快適に利用してもらえる車両となっています。地域の皆様に長く愛される車両になれば

新しい車両はこれまでよりも天井が高くなったほか、二酸化炭素の排出量も35%低減しているということです。

この新しい車両315系は6月1日から東海道本線の熱海駅・豊橋駅間で順次運行を始め、11月頃からは御殿場線や身延線でも投入されるということです。

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