大手自動車メーカーのホンダはEV(電気自動車)やソフトウェアへの投資を2030年度までに、これまでの倍となる10兆円に引き上げる計画を発表しました。

ホンダ 三部敏宏社長
「この数年といった短期間ではなく、もっと長期的な視点で見れば、EVシフトは着実に進んでいくと私たちは確信をしています」

 ホンダは2040年までに全世界で販売する新車をEVと燃料電池車にする方針を掲げています。

 これまで電動化やソフトウェアの領域に5兆円を投じるとしていましたが、AI(人工知能)を中心としたソフトウェアの開発強化などを理由に2030年度までに投資額を10兆円に倍増します。

 ホンダは去年4月から今年3月までの1年間で、本業のもうけを示す営業利益が初めて1兆円を超えるなど業績が好調で、さらなる成長に向けて積極的に投資する姿勢を示した形です。

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