週明け8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前週末日11ドル24セント安の3万8892ドル80セントで取引を終えた。先週大きく売り込まれ、5日間の下落幅が合わせて900ドルを超えた反動で、ダウは買いがやや先行して始まった。

しかしアメリカのFRB=連邦準備制度理事会の利下げ開始が想定よりも遅れるとの観測が高まり、売りが広がった。

一方、3月のCPI=消費者物価指数の発表を控えて様子見ムードは強く、小幅な値動きとなった。

個別銘柄では8月に自動運転タクシーを発表すると明らかにしたEV大手のテスラが買われた。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、5.44ポイント高の1万6253.96だった。

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