9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は7営業日続伸し、前日比331・37ドル高の3万9387・76ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ開始への期待感が高まり、買い注文が優勢となった。
朝方発表された米週間失業保険申請件数が市場予想より多く、雇用の悪化傾向を示したことで利下げ先送りへの警戒感が後退した。米長期金利が低下したことも投資家心理を支えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日ぶりに反発し、43・51ポイント高の1万6346・27。個別銘柄では、住宅用品販売のホーム・デポなどの上昇が目立った。(共同)
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