バブル時代を彩った大阪・千日前のランドマーク「味園ビル」で、ディープスポットとして人気の飲み屋街がことしいっぱいでなくなることが分かりました。
老朽化が進むビルは、解体が検討されています。

1950年代にオープンした味園ビルは、全盛期には連日1000人の客を集め『日本最大』といわれたキャバレー「ユニバース」などがありました。

現在は、キャバレー閉館後にできたライブハウスと2階の飲み屋街がディープスポットとして根強い人気を誇っていますが、ことしいっぱいで飲み屋街の全テナントが閉店することが分かりました。

■「悲しいけれど、永遠に生きるわけではない」と店主

味園ビルに4テナントを展開するB・カシワギさんは「いつ無くなるかわからないなというのは僕らどこか覚悟していて。寂しいし、悲しいけれど、永遠に生きるわけではないし..」と話しています。

味園ビルの運営会社は「老朽化の問題もあるので、近い将来ビルは解体し、新しい形になるだろう」と話しています。

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