IHIの井手博社長は8日、2023年度の通期決算会見の中で、4月に発覚した子会社のIHI原動機のデータ改ざん問題について、「ステークホルダーの皆さまからの信頼を裏切る結果となり、多大なご迷惑、ご心配をおかけいたしましたこと、深くおわび申し上げる」と陳謝した。

また、IHIでは2019年にも不正問題が明らかになっていることについては、「あってはならないことがまた起こってしまった。深く重く受け止めている」とし、今後は全従業員に対するアンケートを実施するなど、経営の「第一優先事項」として不正をチェックしていくと説明した。

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