大手半導体メーカーロームの子会社で宮崎県国富町にあるラピスセミコンダクタ宮崎第二工場では、11月末から試作レベルでの稼働が始まっています。
宮崎県は、生産目標が100%達成されることを前提とした場合、「宮崎第二工場の稼働よる2023年から10年間の経済波及効果は、3兆円を超える」という調査結果を公表しました。
具体的には、生産効果や雇用効果、機械のメンテナンス、インフラ消費などをあわせて3兆3559億円となっています。
(河野俊嗣知事)
「ラピス単体でこれだけの数字があるというのは大変ありがたいことです。様々な形で円滑な稼働をサポートするとともに、さらなる半導体関連を含めた企業立地を進めてまいりたいと思います。」
宮崎県は、半導体先進国である台湾との関係を強化し企業誘致につなげたいとしていて、来年2月には河野知事が九州各県の知事と台湾を訪問。
9月には世界最大規模の半導体展示会に初めて出展する予定です。
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