三菱UFJ銀行の行員が貸金庫から十数億円相当を盗んで懲戒解雇された問題で、全銀協(全国銀行協会)が会員である各銀行に対して貸金庫の管理態勢の点検を要請したことが分かりました。
関係者によりますと、全銀協は18日、問題が発覚した三菱UFJ銀行を含めた大手銀行のほか、地方銀行など全国の会員銀行に要請を出しました。
三菱UFJ銀行では、貸金庫の管理責任者をしていた40代の女性行員が割印を押して封印された封筒からスペアキーを取り出して金品を盗み出していました。
そのため全銀協は、割印を確認するなどしてスペアキーの封筒に開封された形跡がないかなどを改めて確認するよう求めているということです。
この要請を受け、すでに三井住友銀行などは調査を進めています。
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