去年に比べ、今年グッと売り上げを伸ばしたもののランキングが発表されました。
■2024年売れたものランキング 1位「靴クリーナー」はなぜ売れた?
熊崎風斗キャスター:
2024年に売れたものランキングですが、これは売り上げや個数ではなく、前年比どれだけ伸びているかというランキングです。(インテージ調べ)
1位 靴クリーナー
2位 パック
3位 米
4位 トマトジュース
5位 強心剤
6位 玩具メーカー菓子
7位 リップクリーム
8位 炭酸飲料
9位 冷凍水産
10位 米飯類(パックごはんなど)
11位 発泡酒
12位 キャンディー
13位 ケチャップ
14位 チーク
15位 中性洗剤
“令和の米騒動”などがあったので、3位と10位に「米」があり、2位「パック」、1位「靴クリーナー」となりました。
靴クリーナーには「シートタイプ」と「泡タイプ」がありますが、両方とも非常に人気になっているということでした。
弁護士 萩谷麻衣子さん:
スニーカーは革のものも増えたので、洗えないスニーカーは靴クリーナーで拭くと綺麗になりますよね。
熊崎キャスター:
靴クリーナーを買う人が増えただけではなく、スニーカークリーニングのお客さんも非常に増えているということです。
スニーカークリーニングの工程です。
1年ほど使った革の白いスニーカーですが、まず靴紐を外し、専用の薬液に1時間ほどつけ置き、そのあと高圧洗浄機で汚れを落とします。乾燥させてアイロンをして完了です。
靴底と革の部分はパーツによって素材や汚れの種類が異なるため、専用洗剤を使用します。最後は磨いてクリーニング終了です。
クリーニング料金は1足2750円からです。
「靴専科 水天宮前店」では月2400足のスニーカーが持ち込まれてるということです。
では、なぜ靴クリーナーが売れたのか。靴専科の大友良祐さんは「スニーカーブームで高級スニーカーも増えた。長く履きたい、大事にしたい気持ちが強くなったのではないか」と話しています。
プレミアな価値がついているスニーカーや、高級ブランドとコラボしたスニーカーなども最近ものすごく増えているので、スニーカー自体の価値がどんどん高まっているということでもあるんだそうです。
■なぜ5位に「強心剤」?中国で“神薬”と呼ばれ…
熊崎キャスター:
実は、売れたものランキング5位に「強心剤」が入っていました。動悸・息切れなどの症状改善を目的としたもので、いわゆる「救心」などが売れたそうです。
なぜ「強心剤」が急に売れたのか、売れたものランキングを調査したインテージ担当者は「コロナが明けて訪日客が増加。主に中国の方が購入しているようです」と話しています。
中国の有名サイトに「日本に行ったら買うべき35の常備薬」というランキングがあり、そこに「救心」が載っているということで、中国のSNSでも「救心」を買って写真を投稿している人がかなり多く、そこから非常に売れているということなんだそうです。
そして、こんなものもSNSでかなり話題になっていました。
解凍時間を短縮する「解凍プレート」です。熱伝導率の高いアルミニウム製で、解凍時間は自然解凍の約6分の1です。氷を置くと約10分で溶けるそうです。
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<プロフィール>
萩谷麻衣子さん
弁護士
結婚・遺産相続などの一般民事や、企業法務を数多く担当
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