日本とアフリカの閣僚や企業トップが参加するビジネス会合がコートジボワールで開かれ、エネルギーなどの分野で40の合意が結ばれました。

「日アフリカ官民経済フォーラム」は貿易やエネルギーなどの分野で、日本とアフリカのビジネスを促進するために立ち上げられ、2018年からおよそ3年ごとにアフリカで開かれています。

今年は16日からコートジボワールで開かれ、日本からは大串経済産業副大臣のほか、初めて100を超える日系企業が参加しました。

大串副大臣は開会の挨拶で、「アフリカ各国はぜひこのフォーラムをきっかけに日本企業と交流を広げ、ビジネス連携を進めていただきたい」と強調しました。

会合の中で政府は、日本企業とアフリカのスタートアップ企業の連携が円滑に進むよう支援する新たな枠組み、「日本アフリカ産業共創イニシアティブ」を創設することを発表しました。

また、日本企業とアフリカ側で、エネルギーや鉱物資源などの分野で40の経済合意が結ばれました。

政府としては、こうしたビジネス会合などを踏まえ、日本とアフリカ諸国の首脳らが集まる来年8月のTICAD=アフリカ開発会議の成果にもつなげていきたい考えです。

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