岩手県は中小企業の賃金引き上げを支援する「物価高騰対策賃上げ支援費」を盛り込んだ総額約408億円の補正予算案を。12月23日に開かれる県議会の臨時会に提案すると明らかにしました。
補正予算案は物価高騰の影響を受けている県民を支えるため、国の総合経済対策と連動しながら緊急的に必要な経費を計上していて総額は約408億円です。
このうち中小企業の賃金引き上げを促す事業として19億円余りを計上。
2024年10月以降で1時間あたり60円以上賃上げし引き上げ後の賃金水準を1年間継続した中小企業者などに対し、「物価高騰対策賃上げ支援費」として従業員1人当たり6万円・最大で50人分を補助します。
このほか子牛の販売価格が落ち込んでいることから、和牛の繁殖農家などを支援する事業費として7200万円余りが盛り込まれました。
補正予算案は12月23日に開かれる県議会臨時会に提案されます。
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