トラックドライバーが不足する「2024年問題」を受けて、物流大手と住宅メーカーが協業によりドライバーの労働時間の削減を目指すと発表しました。

 協業を始めたのは、物流大手のセンコーと積水ハウスなど3つの住宅メーカーです。

 各社が持つ全国合わせて29カ所の物流拠点やトラックを今月から共同利用し、効率化を図ります。

 さらに10トントラック2台分を一つにした「ダブル連結トラック」を導入し、2台分の貨物をドライバー1人で配送できるようにします。

 これにより、2025年末までにドライバーの運転時間をおよそ1万7000時間、トラックの台数にして2160台分削減できるということです。

 CO2排出量も年間500トン削減できるため、環境課題の解決にもつなげたいとしています。

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