自動車業界の労働組合でつくる自動車総連は、2025年の春闘での賃上げ要求の目安を月額1万2000円とする案をまとめました。
自動車総連は11日、物価の上昇が続く中、中小企業の賃上げの後押しをしたいなどとして、2025年の春闘での賃上げ要求の目安を月額1万2000円とする案をとりまとめたことを明らかにしました。
自動車総連が具体的な額を明示したのは7年ぶりです。
金子会長は、「物価上昇が顕著に出てから今年は3年目で、極めて重要な年になる」「その認識を持って取り組んでいく」などと強調しました。
最終的な決定は1月9日に開かれる中央委員会で行われ、自動車業界の各社の労働組合は、その方針を元に具体的な要求額を決定することになります。
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