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 この寒さのなかで、体を芯から温めてくれるのが味噌汁ですよね。今、日本の味「味噌」が外国人客に大人気なんです!

■ニッポンの「MISO」なぜ外国人にウケる?

味噌をブレンド この記事の写真

 前日からとった昆布だし。そこにカツオ節をふんだんに使って取っただし。

こだわりの味噌汁

 中辛味噌を溶いて、さらに酸味と香りの強い味噌をブレンドすれば、こだわりの味噌汁の完成。

客の8割が外国人

 東京・浅草。ここは早朝から外国人の行列を作る味噌汁の専門店。なんと客の8割が外国人だといいます。

 外国人に人気の味噌。ところが…。

20代 トルコ出身
「(Q.これがなんだか分かりますか?)分からないな。食べ物なんだよね」 30代 アルゼンチン出身
「カレー?」

 味噌汁の材料という認識はなく、味噌から味噌汁が作られることを伝えると…。

トルコ出身
「あー味噌汁、知っているよ。へーホント?」 アルゼンチン出身
「私は味噌汁は最初から味噌汁なんだと思ってました」

 材料は知らずとも、店内に入りきれないほど外国人たちに人気の味噌汁。

アメリカから
「おいしかった、温まったわ」 台湾から
「おいしい」 アメリカから
「おふ、素晴らしいです」
「私は味噌が好きなのよ」

 なぜそこまで日本の味噌が人気なのでしょうか?

アメリカから
「健康に良いところだね」 人気の理由は?

 外国人たちの味噌が好きな理由!それは大豆を使った日本の味噌は、健康的な食事を求める外国人たちにぴったりの食材だからだといいます。

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■“味噌”に魅了される外国人たち

■“味噌”に魅了される外国人たち

自家製の味噌スープ

 自家製の味噌スープにあんきもやサケなどをたっぷり入れた、自慢のちゃんこ鍋。取り囲んでいるのは、シンガポールから観光で訪れたというタンファミリー。

ジョナスさん
「おばあちゃんが味噌を使います」 シンガポールでも… 味噌うどん

 シンガポールでも作っているという味噌汁。ほかにも頻繁に食卓に出てくるといいます。

タンファミリーのおばあちゃんも笑顔

 しかし日本の味噌は格別。次々に箸が進み、おばあちゃんもこの笑顔!シンガポールで食べる味噌より、日本で食べる味噌は格別のようで…。

「より本物な感じ」 ジョナスさん
「シンガポールにも味噌があるけど、こっちのほうがおいしい。濃い。より本物な感じ」 店のこだわり

 1時間かけて練り上げた、ブレンド味噌。そこに七味を加え、ピリッとした辛味があるのが店のこだわり。

ジェラルドさん
「日本ならではのオリジナリティーがあって食べに来る」

 鍋の種類は、醤油やポン酢などもありますが、外国人客が好むのは…。

醤油やポン酢もあるが… 浅草おかべ
岡部孝店主

「やっぱり味噌が圧倒的に増えている」 この記事の写真を見る
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