アメリカのトランプ次期大統領が当選後も反対姿勢を強調している買収計画をめぐり、日本製鉄はUSスチールの従業員に向けて声明を出し、改めて理解を求めました。

日本製鉄によるUSスチールの買収計画については、トランプ次期大統領が「完全に反対だ」とSNSに投稿。USW=全米鉄鋼労働組合も「日本製鉄が既存の高炉を閉鎖する」などとして反対を続けています。

こうしたなか日本製鉄は9日、「USWの懸念は全て解消すべく懸命に努力してきた」とするUSスチールの従業員に向けた声明を公開。

声明では、USWの主張に対する反論の詳細な内容とともに雇用が確保されることなどを説明し、従業員に買収の意義についての理解を求めています。

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