日銀福井事務所は、福井県内景気の全体判断を1年ぶりに上方修正し、「緩やかに回復している」としました。

日銀福井事務所が四半期ごとにまとめている「福井県金融経済クォータリー」によりますと、福井県内の秋の景気について個別項目で上方修正したのは、7項目中、「個人消費」「生産」「雇用・所得」の3項目でした。

物価上昇の影響がみられるものの、北陸新幹線の開業効果で宿泊客が増加していることや電子部品・デバイスの生産が持ち直していることなどが要因です。

こうしたことから、日銀福井事務所は、景気の全体判断を「ゆるやかに回復している」と1年ぶりに上方修正しました。

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