福井県内の中学生と企業が一緒に開発した弁当の販売会が、8日、福井市内で行われました。福井の魅力が詰まった弁当は観光客にも好評でした。  
 
(生徒の呼び込み)
「恐竜弁当販売しています」
 
8日の販売会で、福井駅構内にある「くるふ福井」で販売されたのは、福井大学附属義務教育学校の生徒が、福井市にある惣菜・弁当の製造販売を行うデリアテールと共同で作っ弁当で、「SDGsと食」をテーマに2024年2月から開発に取り掛かりました。
 
主に県産の食材を使い、福井の魅力がたっぷり詰まったこの弁当は、その名も「恐竜弁当」。六条大麦が使われたナゲットは、恐竜の形をしています。
 
容器には環境に優しい素材「エコウッド」を使用し、2種類のパッケージには生徒がデザインした恐竜が描かれています。
 
群馬からの観光客は「新幹線の中で何を食べようかなと歩いていたら目についた」「恐竜でかわいいし、中学生の弁当だから食べてみたいと思った。開けてみてどんなのかな。パッケージもかわいかったので…」と話していました。
 
弁当の共同開発にあたった生徒は「福井の魅力を知ってもらい、福井の地域を活性化できるような特産品をたくさん使っている。お弁当を食べてもらっておいしいと感じるだけではなく、食品ロスを無くす大切さについて考えてほしい」と企画意図を話しました。
 
恐竜弁当は、2025年3月までの土曜・日曜に「デリアテールくるふ福井駅店」で数量限定で販売されます。

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