首都圏で大規模災害が起きた場合に備え、通常は東京で行われる東海道・山陽新幹線の列車制御が、12月7日は大阪で行われました。

 東京と博多を結ぶ東海道・山陽新幹線の運行は、通常、東京の総合指令所で集中管理されていますが、首都圏で大規模地震などの災害が発生し、東京の指令所が使えなくなる事態も想定されています。そこで7日は、大阪市内にある第2総合指令所で約520本の列車の走行位置や到着時間などが管理されました。

 (JR東海 手川直人輸送指令長)「こういった取り組みを通じて、異常時における対応能力の向上を図れればと考えています」

 8日以降は通常通り、東京の指令所で制御されるということです。

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