11月9日、四国各地で最大約36万戸で発生した大規模な停電について、高松市の四国電力の子会社、四国電力送配電は12月6日、人為的なミスを原因だったとする報告書を国に提出しました。

この問題は、11月9日の夜、約1時間半にわたり、香川県内の6万2500戸を含めた四国各地で最大36万5300戸が停電したものです。四国電力送配電は6日、詳しい原因などをまとめた報告書を経済産業省に提出し、高松市で会見を開きました。

報告書によりますと、停電の原因は、共同で電力を供給している大阪市の関西電力送配電との作業認識のずれによる人為的なミスだったということです。また、再発防止策として両社の間で認識のずれが起きないよう、操作内容の明確化や新規従業者への教育、今回の事例を反映した合同訓練など、運用面の見直しを年内にも行うとしています。

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