来年の春闘に向け、流通や外食などサービス業の労働組合で作る「UAゼンセン」が6%の賃上げを目指す方針案を発表しました。

 UAゼンセンの方針案では、来年の春闘で「ベースアップ」と定期昇給分を合わせ6%を基準とする賃上げを要求するとしています。

 労働組合の中央組織「連合」は先月、「5%以上」の賃上げ目標を決めていて、これを上回る要求です。

 サービス業の賃金水準は他の業種と比べて低いため、産業の間での格差是正を図りたい考えです。

 また、パート従業員の時給については今年より10円高い、総額80円の引き上げを要求する方針です。

 方針案は来年1月に正式決定する見通しです。

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