沖縄シャープ電機の主力商品「ヘルシオ」の発売20周年を記念した試食体験会が3日から、沖縄県那覇市のタイムスビル1階で開かれている。多くの来場者が訪れ、簡単でおいしく調理できる進化した家電機器を体感。シャープの菅原靖文常務執行役員は「減る塩(ヘルシオ)調理ができる製品に、健康ワードのヘルシーが加わりできた名前だ。さまざまな改良が加わりここまで来た」とPRした。

ヘルシオで調理されたからあげと温野菜=3日、沖縄タイムス社

 過熱水蒸気を利用して「水で焼く」ウオーターオーブンのヘルシオは焼く・炒める・蒸す・揚げるの4つの料理法から選び、自動で簡単に調理できる。余分な脂や塩分を落とし、必要な栄養素を残せるという。担当者は「上段では唐揚げ、下段で温野菜など同時に違う品を約20分で作れる。その間、他の作業ができる」などと機能性をアピールした。

 発売10年目を迎えた「ヘルシオホットクック」ではカレーやにんじんしりしりなどが提供され、5日に新発売の「ヘルシオトースター」も披露している。加熱水蒸気で焼き上げるため食パンの耳までもちもちで、搭載のヒーターで焼き色もきれいに付く。

 体験会は4日まで。午前11時~午後6時。

 

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