ラッピング新幹線に発車合図をするJR敦賀駅の上島豊敏駅長=福井県敦賀市の敦賀駅で2024年4月13日午前9時21分、高橋隆輔撮影
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 2025年4月に開幕する大阪・関西万博まで1年となった13日、公式キャラクター「ミャクミャク」やロゴマークのラッピングを施した新幹線の運行が始まった。万博が閉幕する25年10月13日ごろまで、JRの東日本、東海、西日本、九州各社が運行し、列島を駆け抜ける。

 第1号となったのは、3月に延伸開業したばかりの北陸新幹線。敦賀駅(福井県敦賀市)発東京駅行きの「かがやき508号」で、午前9時21分、駅長の合図で出発した。ホームでは利用客らがスマートフォンで記念撮影するなどし、笑顔を見せていた。

 JR西によると、ラッピング車両が採用されるのは、東海道・山陽新幹線(東京―博多)N700系、同N700S▽山陽・九州新幹線(新大阪―鹿児島中央)N700系▽北陸新幹線(東京―敦賀)W7系――の計4編成。

 同社の担当者は「4社でタッグを組み、万博を盛り上げていきたい」と意気込んだ。【高橋隆輔、長沼辰哉】

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