首相官邸=東京都千代田区で2023年1月11日午前10時44分、竹内幹撮影

 内閣府が15日発表した2024年7~9月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)の速報値は、物価の変動を除いた実質で前期比0・2%増となり、この状態が1年続いた場合の年率換算は0・9%増だった。2四半期連続のプラス成長となった。

 8月末に上陸した台風10号や全国的な酷暑などが下押し要因となったものの、認証不正問題で停止していた自動車の生産が持ち直したことなどがプラスに寄与したとみられる。

 GDPの過半を占める個人消費は、前期比0・9%増で、2四半期連続のプラス成長を維持した。【古川宗】

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