14日に円相場は一時1ドル=156円台まで下落しました。これは7月下旬以来、およそ3カ月半ぶりの円安水準です。

 影響を与えたのは、アメリカ大統領選挙と同時に行われた連邦議会選挙です。

 14日、共和党が下院でも過半数を占めることが判明し、ホワイトハウスと上下両院を独占する「トリプルレッド」達成となりました。

 「財政支出の拡大などトランプ氏が掲げる政策が議会の協力を得て進みやすくなる」という見方が広がりました。

 「財政規律の緩みやインフレ再燃への警戒感から、アメリカの長期金利が上昇し、円を売ってドルを買う動きが加速した」とみられます。

(「グッド!モーニング」2024年11月15日放送分より)

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