メガバンクを含む大手銀行グループ5社が中間決算を発表しました。金利の上昇などに伴い収益が向上し、全社とも大幅な増益でした。

 三菱UFJフィナンシャルグループは営業利益にあたる業務純益が1兆3053億円(前期比+2195億円)となり、中間期としては3年連続で過去最高を更新しました。

 純利益も過去最高の1兆2581億円(+3309億円)で、初めて1兆円を上回りました。

 三井住友フィナンシャルグループとみずほフィナンシャルグループも業務純益と純利益が過去最高でした。(三井住友、業務純益9182億円 +1473億円、純利益7252億円 +1987億円。みずほ業務、純益6966億円 +1422億円、純利益5661億円 +1503億円)

 りそなホールディングスと三井住友トラストグループも増益でした。

 企業の資金需要が旺盛で貸し出しが増加したことや、日本銀行の利上げで利ざやが改善して収益が拡大しました。

 円安も業績の追い風となりました。

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