熊本県天草市で、正月用の「しめ縄」作りが始まっています。

稲わらの香りが立ち込める天草市の作業場では、地元の人たちが「しめ縄」作りに取り掛かっています。

使われるワラは天草市内で収穫されたうるち米の稲で、「かけ干し」をして乾燥した後、作業場で材料となる良質なワラを選別します。

ワラは叩いて柔らかくし、先を整え束にすると、器用により合わせていきます。最近はかけ干しをする農家が少なくワラ集めは難しくなりましたが、一つ一つ丁寧に作られた「しめ縄」は丈夫で人気があるということです。

12月20日ごろまでに神棚用や玄関用など大小あわせて7種類、約6000本の「しめ縄」を作り、天草市内の農産物直売所などで来月から販売されます。

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