10日、福島県会津若松市に住む50代の男性が、「サイトの未払いがある」「乗っ取られている」などと、なりすまし詐欺の被害に遭い、合わせて110万円をだまし取られたことがわかりました。
被害に遭ったのは、会津若松市の50代の男性です。警察によりますと、11月6日頃から9日頃までの間、男性のスマートフォンに携帯電話会社を名乗る者からショートメールがあり、そのメッセージに記載された電話番号に連絡したところ、不通でした。
その後、Bを名乗る者から電話があり、「令和5年12月ごろに使ったサイトの未払いがある」と言われましたが、身に覚えがなく断ったところ、「スマートフォンが乗っ取られている。一旦10万円を支払ってほしい」と言われたため、男性は10万円を指定された口座に振り込みました。
翌日、Cを名乗る者から「別の2サイトも乗っ取られた形跡がある。あわせて50万円を支払ってほしい」と言われ、さらに、Dを名乗る者から「50万円を払えば全額保証されて返金される」と言われ、それぞれ指定された口座にあわせて110万円を振り込みましたが、男性が不審に思い、警察に相談したところ、だまされていたことがわかったということです。
警察は被害に遭わない対策として、
●「料金未払い」などは近くの携帯電話ショップで確認すること
●振込先口座が「個人口座」の場合は詐欺を疑うこと
●お金を振り込む前には警察や家族などに相談すること
などを呼びかけています。
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