突然の交通事故で大切な人を失った遺族をどう支援するかを考えるシンポジウムが、11月9日、大阪市内で開かれました。

 大阪で犯罪被害者を支援する民間団体が毎年行っているシンポジウム。今年は、2019年に東京・池袋で起きた暴走事故で妻と娘を亡くした松永拓也さんが講師役を務め、家族を失った悲しみを語るとともに、SNS上で見ず知らずの人から誹謗中傷を受ける「二次被害」に苦しめられた経験などを話しました。

 (松永拓也さん)「誹謗中傷だけではなくて、間違った情報などが真実のように広まってしまったり。生き物のように勝手に広まってしまう」

 主催団体によりますと、犯罪被害者に対するSNS上での誹謗中傷による被害が増えてきているということです。

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