身近な草花を通して地域の自然を考えてもらおうという企画展が県立山口博物館で開かれています。

企画展「やまぐち植物さんぽ」には県内各地に自生する草花が地域や、めずらしさなどに分けて写真で展示されています。

防府市のエヒメアヤメや岩国市のオオヤマレンゲなど環境省から絶滅の危険性を指摘されている草花もあります。

800点を超える写真は博物館の杉江喜寿学芸員がみずから出かけて撮影したもので季節ごとに違った表情をみせる草花や、中には岩をよじ登って探したものもあるということです。

身近にある植物を通じて地域を再発見し、県内の自然の豊かさに思いをはせてほしいとその場所の景色もあわせて画面に映し出されています。


ほかに、こどもたちにも楽しみながら覚えてもらえるよう草花の特徴を読み札にしたかるたなども用意されています。

やまぐち植物さんぽは6月16日まで県立山口博物館で開かれています。

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