8日も寒さが続き、仙台市の泉ヶ岳では初冠雪が観測されました。季節が冬へと移り変わるこの時期はある「アレルギー」にも注意が必要です。

季節は本格的な冬へ

伊藤諒気象予報士:
「泉ヶ岳は麓も雪が積もっていて、山頂付近はきのうよりも下の方まで雪で白くなっています」

仙台管区気象台は午前6時過ぎ、泉ヶ岳の初冠雪を観測しました。平年・去年と比べ、ともに5日早い観測です。

そして、秋から冬へと季節が変わっていく今の時期注意が必要なのが「寒暖差アレルギー」です。街中でも、症状を訴える方がいました。

鼻すする女性:
「くしゃみとかはありますけど、てっきり気温差だから仕方ないのかなっていうイメージがある。季節の変わり目はいつもくしゃみはよく出ます」

仙台市青葉区のこちらのクリニックでも患者が増えてきているといいます。寒暖差アレルギーとは何なのでしょうか。

そもそも、寒暖差アレルギーとは

川平耳鼻咽喉科クリニック 高橋薫院長:
「鼻の中の血管の粘膜は、自律神経によってコントロールされている。気温差による自律神経の乱れによりくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状がでるのを寒暖差アレルギーといいます」

高橋院長によると、気温の変化が7度以上になると寒暖差アレルギーによってくしゃみや鼻水といった症状が出やすくなるということです。

予防のため室内でできる簡単なストレッチがあります。

予防ストレッチとはナニ?

川平耳鼻咽喉科クリニック 高橋薫院長:
「タオルを三つ折りにします。耳の下に当てます。そのまま30度ほど頭を上にしてタオルを引っ張って首を後ろの方に維持します。大体10秒から30秒行うとよい」

頸動脈をあたため、血流を良くすることで予防につながるということです。

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