名古屋市教育委員会の金品授受問題。当時の幹部6人を懲戒処分です。

名古屋市教育委員会が毎年、多数の教員団体から校長や教頭の推薦名簿とともに金品を受け取っていたほか、教育委員会の幹部を務めた退職者らに「内覧」と称し、人事異動の案を事前に見せていた問題。

(名古屋市教育委員会の会見 8日午後3時頃)
「誠に申し訳ございませんでした」

教育委員会は8日付で「内覧」や金品の受け取りに関わった、当時の幹部職員6人を、1か月間の減給10分の1や戒告の懲戒処分にしました。

また、管理監督責任などとして坪田知広教育長ら14人を訓戒処分にし、処分を受けた職員は、あわせて20人に上りました。

この問題を調査してきた外部の有識者による検証チームは、ことし8月に報告書をまとめ、金品が人事に与えた影響は否定した一方で、「市民の疑惑や不信を招く不適切な行為」と結論づけていました。

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