児童養護施設などを離れた若者などの孤立を防ぎ、自立を支援するための施設が愛媛県松山市内に開設されました。
8日、松山市の中心部に開設されたのは、社会的養護自立支援拠点「クマノミ」で、児童福祉法の改正に伴い、県が初めて設置しました。
ここでは、高校を卒業し児童養護施設などを離れた人たちが交流したり、就職に向けて履歴書の書き方などを相談することができます。
また、支援団体が運営するカフェも併設されていて、就労に向けた訓練を行いながら収入を得ることもできます。
(愛媛県子育て支援課・阿部淳子課長)
「ひとりひとりの社会的自立を目標にしながら、繋がり続けること、まずは気軽にこのクマノミ(施設)を利用して頂きたい」
施設ではこのほか、必要に応じて短期間過ごすことのできる住居の提供など、様々な支援を行う方針です。
運営する支援団体は、松山のほかに今治や新居浜、宇和島などのサテライト拠点でも相談を受け付けるということで、気軽に利用して欲しいと呼び掛けています。
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