7日は「立冬」。冬が始まる頃とされていますが、山沿いでは一夜にして銀世界が広がりました。今シーズン初めての積雪が観測された酸ケ湯では、積雪が28cmに達しました。
また、平地でも雪や「あられ」の降る所がありました。
“たった一夜”で白銀の世界に―
標高925mに位置する八甲田の酸ヶ湯温泉周辺は“白銀の世界”となりました。酸ケ湯では、午前1時に今シーズン初の積雪を観測。県内では、2023年より17日遅い初積雪となりました。
宿泊客は朝から車に降り積もった雪を下ろしていました。
千葉からの観光客
「せいぜい降っても数cmかなと思ったけれども、まさか夜中からずっと降り続いてびっくり。まだやまないもんね」
東京からの観光客
「びっくり。降るかなと思ったけれども、ここまで降るとは思わなかった。思ったより大変。青森の皆さんはご苦労だなと思った」
青森空港や平地でも「雪」が…
また、日中も氷点下が続いたことで雪解けが進まず、午後6時には積雪が28cmになっています。この降雪をもたらした今シーズン一番の寒気の影響で、7日の県内は気温も下がりました。
酸ケ湯で-2.6℃、十和田市休屋で0.2℃となるなど、11の観測地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。
酸ケ湯から青森市中心部に近づいた青森空港でも雪が降り、飛行機から降り立った観光客が雪景色をカメラに納めていました。
また、平地でも…。
午前4時半ごろの板柳町では、あられのようなものが地面に叩きつけられていました。
8日の県内は、7日よりも寒さがいくぶん和らぎますが、引き続き寒気が残るため、気象台は山沿いでは積雪や路面の凍結による交通障害に注意を呼び掛けています。
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