他人のログインIDを使って新幹線のチケットを不正に入手したとして、広島県警は7日、福山市の男女を逮捕しました。

不正アクセス禁止法律違反や窃盗などの疑いで逮捕されたのは、福山市三之丸町に住む代表社員の男(30)と、福山市西新涯町に住む無職の女(29)です。

警察によりますと、2人は6月、不正に入手した他人のログインIDやパスワードを利用して、新幹線のインターネット予約サイトに不正アクセスし、東京~博多の新幹線チケット42枚(販売価格合計:126万9240円)の購入を申し込み、JR新大阪駅の券売機から発券を受けて盗んだ疑いが持たれています。

警察は、捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。

5月にJRから別の被害の相談を受け、警察が捜査していたところ、今回の事件が発覚。2人は他の駅でも発券していたということで、警察はほかに事件に関わった人物の有無や余罪について捜査しています。

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