これから需要が高まる暖房器具、今年は特に「節電」がキーワードになりそうです。
11月7日は立冬。熊本県内では、最低気温が西日本で最も低い3.1℃なった南小国をはじめ、県内全ての観測点で今シーズンの最低気温を観測しました。この急な冷え込みに、家電量販店では?
ビックカメラ 荒木修さん「朝一番から冷え込んできたから、暖房のヒーターが欲しいという要望をいただいている」
政府の補助金が終了する影響で、11月の電気代はすべての大手電力で500円から650円程度値上がりします。そのため、この家電量販店では省エネ効果が高いエアコンの問い合わせが多いそうです。
荒木さん「昨今、電気代金が高騰したことで、お客様からも『省エネ性能が高いものはどれ?』という質問を物凄くいただいています」
エアコンの効率が上がるサーキュレーターも、効率よく部屋を暖められると人気だということです。
また、暖かい空気を逃さないための商品も注目されています。
外の冷たい空気を部屋に入れないためのボードは、窓に取り付けることで暖房効率が上がることが期待されます。
一方で、電気を使わないグッズも需要が伸びています。
DCM本山店 藤吉一井さん「朝が寒かったということで、ファンヒーターや着る暖房器具を購入していました」
「着る毛布」を活用してエアコンの使用を控えれば電気代の節約に繋がります。
記者「毛布を羽織るよりも両手が空くので、スマホを触るなど、いろいろな作業がしやすくなります」
電気代アップの冬へ、節電を意識した生活が続きそうです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。