大分市の水族館うみたまごで今年4月生まれたセイウチの赤ちゃん「いちこ」。名前が決まって1か月――好奇心旺盛な姿が人気を呼んでいます。
動物たちのパフォーマンスが終わったあとに姿を見せたのは、うみたまごで初めて生まれたセイウチの赤ちゃん「いちこ」です。
母親の「泉」が1年以上の妊娠期間を経て今年4月に出産。誕生日が15日だったことから1と5で「いちこ」。10月の公募で決まりました。
うみたまご獣類グループ 澤田達雄さん:
「ほかの子の名前を呼んでも返事をしないように、ちゃんと『いちこ』だけ名前を読んだら返事をするように練習をしています。自分が『いちこ』ということはちゃんとわかっている」
「いちこ」の現在の体重は152キロ。生まれたときから3倍近く大きくなりました。できることも少しずつ増えています。その一つ、飼育員の指を吸い上げるパフォーマンスも習得しました。
(来館者)「『いちこちゃん』は孫と同じ名前で、かわいいので今も動画で撮っていました」
取材中には、子どもらしい一面も見せてくれました。
澤田達雄さん:
「好奇心は相変わらず旺盛なので、岩の隙間に体を入れるんですよ」
好奇心旺盛な性格に加え、体力もついたので遊ぶ時間も増えました。
澤田達雄さん:
「ちょっと生意気。でもかわいいから許しちゃう。いつも来てくださる方も初めての方もいる中で、『かわいい』とたくさん声を掛けてもらっていますが、もっと言ってほしいです」
うみたまごの新しいアイドル「いちこ」。スタッフや多くのファンに見守られ、日々成長しています!
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