ペットボトルキャップのリサイクルです。

キャップをマイカゴにリサイクルする動きが始まった一方、コスト高を背景にキャップ単体の回収を取りやめる業者が出始めています。

児童:
「リサイクルお願いします」

10月、駿台甲府小学校からスーパーのオギノにペットボトルキャップが寄付されました。

キャップは「マイカゴ」へと生まれ変わります。

リサイクル活動の意識付けにもなっていたペットボトルキャップですが、その回収方法に今、変化が起きています。

甲府市ごみ減量課 花輪雄一課長:
「甲府市ではペットボトルキャップについては単体の回収を行っておりません」

市は2024年4月からキャップ単体での回収を停止し、他のプラスチックと一緒に回収する形に変えました。

取引業者が単体での回収を取り止めたためです。

甲府市ごみ減量課 花輪雄一課長:
「コストですね。燃料費やあと人手不足、そういったところが大きな要因」

駿台甲府小学校もこれまではキャップを県内のリサイクル業者に渡していましたが、業者が回収を止めたといいます。

児童:
「ペットボトルキャップを回収しているところがなくなった」

リサイクルにコスト高が立ちはだかる中、オギノは回収したキャップを県外の工場でペレットにしマイカゴにする取り組みを10月始め、11月4日カゴの販売を始めました。

カゴには97個分のキャップが使われているそうです。

オギノ 総務兼環境対策担当 大村崇さん:
「オギノで行っているリサイクル活動のシンボルとしてお客様に普及啓発のカゴとして(利用を)増やしていきたい」

マイカゴは県内のオギノ全店舗で取り扱われています。

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