黒石高校の創立100周年を記念して、生徒たちがデザインした弘南鉄道弘南線のラッピング電車の運行が5日に始まりました。

ラッピング電車の運行は、来年度に創立100周年を迎える黒石高校の記念事業の一環で、初日の5日は黒石駅で生徒や学校関係者によるセレモニーが行われました。

ラッピングは、2両編成の車両のそれぞれ片側に施され、デザインは10人の生徒のオリジナルです。

メインとなるロゴマークは、情報デザイン科3年の葛西柚奈さんが考案しました。

メインロゴマーク制作 黒石高校情報デザイン科 葛西柚奈さん(3年)
※葛西さんの「葛」の字のなかの部分は「ヒ」です。
「黒石高校が100年の歴史を“紡いだ”ということで縄がねじり合わさった歴史がねじり合わさった(イメージで)100の0の部分を縄にしました」

また、マスコットキャラクターの「こけぎつね」は、藤田調さんがデザインしました。

マスコットキャラクター制作 黒石高校情報デザイン科 藤田調さん(3年)
「黒石市に生息している動物でキツネがいたので、黒石市の木のモミジを使って黒高らしさは(制服の)リボンの柄と四角い校章の要素を目に入れてみたりした。私が考えた子が全面に映っていてすごくうれしい」

セレモニーでは、ヘッドマークが木立徹校長によって取り付けられ、関係者を乗せてラッピング電車の運行が始まりました。

このラッピング電車は、2025年10月まで1年間、弘南線を走ります。

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