来年、岡山県内で初めてとなる公立の夜間中学が岡山市に設置されるのを前に、夜間中学の今後の在り方について考えるシンポジウムが開かれました。

（岡山自主夜間中学校　城之内庸仁理事長）
「誰ひとり置き去りにしない教育がこの岡山から」

夜間中学の果たすべき役割や今後の取り組みについて理解を深めてもらおうと開かれた、シンポジウムです。さまざまな理由で中学校を卒業できなかった人や義務教育を十分に受けられなかった人の「学び直しの場」となる、夜間中学。来年4月には岡山市に県内初の公立夜間中学が開設される予定で、シンポジウムでは「自主と公立・それぞれの特徴を生かし入学希望者に寄り添った受け入れ体制を整備する必要がある」などといった意見が出されました。

（岡山市教育委員会就学課担当課長　政久秀生さん）
「学び直しを希望される方の要望というのは、多種多様。様々な選択肢があるということが非常に重要になるのではないか」

主催した岡山東ロータリークラブでは今後もシンポジウムなどを通じて理解を広めたいとしています。

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