元日の能登半島地震で倒壊し10か月以上横倒しのままになっている石川県輪島市の7階建てのビルで5日から解体作業が始まりました。
能登半島地震により倒壊し市道にはみ出す形で横倒しとなっている輪島市中心部の河井町にある漆器店「五島屋」では5日、本体部分の取り壊し作業が始まりました。
作業は午前8時ごろから行われ工事関係者がビル北側の3階部分の壁から重機を使って慎重に解体を進めました。
ビルの倒壊で隣の飲食店の2人が犠牲に原因究明に影響のない部分を解体
このビルの倒壊では隣の飲食店が下敷きとなり店主の妻と長女が犠牲になっていて倒壊の原因を調べるため、解体は調査に影響がない3階から上層部にかけて行われる予定です。
女性
「(五島屋は)私が30年勤めていた会社です。もう少し早ければなと、手を合わせては通ってました」
輪島市では、2024年内にビル上層部の撤去を目指していて2025年3月までに公費解体工事が完了する見通しです。
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