青森市出身の世界的なバレエダンサー大川航矢さんが主演を務めるバレエ公演が3日、青森県青森市で行われました。
バレエ公演「アレコ」は画家のシャガールが描いた4枚の背景画が飾られた県立美術館のホールで行われました。舞台は物語の核となる第4幕の作品を背景に大川航矢さんが主役の貴族の青年「アレコ」を務めました。大川さんは「アレコ」がロマの娘「ゼンフィラ」との身分違いの恋に落ち、その後、別の男性に心移りした「ゼンフィラ」を嫉妬のあまり、その愛人とともにあやめる悲劇を演じました。
バレエ公演「アレコ」が最後に上演された1968年からおよそ半世紀、大川さんは故郷で難しい役柄を務めあげました。
※青森県青森市出身 世界的バレエダンサー アレコ役・大川航矢さん
「(背景画を見た時に)色々なインスピレーションが湧いてきて色々な感情を自分が受け取って役を演じる時にそれもものすごく助けになった」
世界的バレエダンサーの熱演に会場からは惜しみない拍手が贈られました。
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