青森県に移り住んだ人たちの交流を広げようと、青森市でイベントが開かれました。〝新米の移住者〟同士をつなぐきっかけとなったのは「おにぎり」です。
青森市で開かれたのは、移住者の交流イベント「おにぎりで縁結び交流会」です。参加したのは県内に5年以内に移住した15人で、今月4日は27年前に宮城県から移り住んだ料理家の高谷香織さんを講師に招き県産米のおにぎり作りに挑戦しました。参加者たちは土鍋でコメを炊くコツなどを教わると、好きな具材を選んで海苔で顔を描くなどしておにぎりをつくりました。
※4月に大阪から移住した男性
「新米なのですごくおコメがふっくらして甘くてすごいおいしいです。まだ来てまもないのでいろんな方とこうやってお話ができるのはいい機会をいただいた」
※7月に宮城から移住した女性
「同じ境遇の人たちとお話できたり、先生が宮城の人だったり、自分の地元の共通点も見つけられると勝手に仲間意識がわいちゃいます」
イベントを企画した県が移住相談者に行った調査では昨年度は62組109人が県内への移住を決めていて、そのうち、半数ほどが県にゆかりがない人でした。
県は今後もこうしたイベントを通して移住者の定着を図りたいとしています。
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