南海トラフ巨大地震が発生した際のじん速な人命救助に繋げようと、宮崎県総合防災訓練が、宮崎市などで行われました。

この訓練は、5日の津波防災の日にあわせて宮崎県が4つの市と町で行っているもので、警察や消防、それに民間企業など250の団体から、およそ1500人が参加しました。

訓練は、日向灘を震源とするマグニチュード9.1の地震が発生し、最大震度7を観測した宮崎市で孤立地域ができた想定で実施。

宮崎市の大淀川河川敷では、ヘリコプターやドローンなどによる情報収集の手順の確認や、建物や横転した車などから被災者を救助する訓練が行われました。

(県危機管理課・佐藤恒昭さん)「(1月の)能登半島沖の地震で、孤立地域の救助ということがポイントとなりましたので、孤立地域に対してどうやって救助するかといったところもテーマのひとつであります。(災害時)すみやかに県民の安心安全これをしっかり確保できるようにこれかも訓練していきたいと」

県は、この訓練を毎年行い、関係機関の連携強化に繋げたいとしています。

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