警察は、自民党熊本県連の政調会長、吉永和世(よしなが・かずよ)県議を、公職選挙法違反の疑いで書類送検しました。

水俣市選出の吉永県議は、自身が会長を務める会社「吉永商会」が県議会議員選挙の期間中だった去年4月に行われた地元・水俣市のグラウンドゴルフ大会に協賛金5万円を支払ったとして、公職選挙法違反の疑いで告発されていました。

公職選挙法は、候補者が構成員である会社が政党や政治団体以外の選挙区内の人に氏名を類推されるような方法で寄付することを禁じています。

関係者によりますと、警察は11月1日までに吉永県議を公職選挙法違反の疑いで書類送検したということです。

吉永県議は協賛金の支払いが発覚した当時、RKKの取材に対して「大会運営費という認識」と寄付を否定していました。

今回の書類送検については、警察から連絡を受けていないとした上で「刑事手続きの1つで、コメントすることはない。捜査には協力していく」と話しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。