子どもたちに化学や物理など理系分野への興味を深めてもらおうと、生活に身近な実験を行う体験講義が大分大学で行われました。

大分大学理工学部では、県内の小中高校生を対象に去年から年に1度体験講義を行っています。

4日は、4つのテーマで講義が行われ、このうち、「プリンにかけるキャラメルソース作り」には小学1年生から中学3年生までの15人が参加。機械工学を専門とする教員が、「水分の沸騰する温度を考えて作れば焦げ付くことはない」など実験を交えて説明すると、子どもたちは興味深く耳を傾けていました。

(参加者)「1回の実験で終わらないで、また新たな疑問を持てておもしろい」「理数系は結構興味があるので、将来の参考になりました」

大学ではこうした取り組みを通じて、理系学部への進路選択に役立ててもらいたいと話しています。

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