東北・北海道のテレビ制作者が集まる「北日本制作者フォーラム」が1日、青森県で開かれ、TUFが制作した作品が最も優れたものに贈られる「大賞」に選ばれました。

東北6県と北海道から民間放送とNHKのテレビ制作者が集まる「北日本制作者フォーラム」が今月1日に青森市で開かれ、各局から出品された88作品のうち1次審査を通過した21作品の審査が行われました。

審査の結果、最も優れた作品に贈られる「大賞」には、TUFの木田修作記者が制作した『「百年後の子孫たちへ」帰還困難区域の記録誌住民たちの13年』が選ばれました。

作品は、今年6月にステップで放送した特集企画で、浪江町の帰還困難区域、赤宇木地区の記録誌を取材したものです。

受賞の理由について、審査委員長をつとめた東京大学の丹羽美之教授は、「記録誌の完成を単なる節目とせず、取材の過程でわかった住民の複雑な心情が良く表現されている」と評価しました。

大賞と優秀賞は来年2月に開かれる「全国制作者フォーラム」に出品されます。

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